Story
2017年卒 [進学] 四日市大学→大手小売業
[Basnet Dipesh(バスネット ディペス) / ネパール]
成績優秀者として学長賞をいただきました。
Q1.なぜ日本に来て学ぼうと思ったのですか?
日本人は優しく、親切で、真面目な人が多いという話を日本にいる先輩から聞きました。
私の母国では日本の製品はとても丈夫で長く使えることで有名で、以前日本経済が急激に成長したことを聞き日本の経済や経営についてもっと知りたいと思い来日しました。
Q2.日本語を習得するのは大変でしたか?
最初は日本語がよく分からなかったので、裏(キッチン)で働きましたがそのあとホールで接客の仕事をしました。
日本での生活で一番大変だったのは言葉遣いと漢字の勉強です。塩と間違えて砂糖を買ってしまったことは今も思い出に残っています。
Q3.在学中の思い出はありますか?
先生たちには悩みを聞いてもらったり、日本の食文化(箸の使い方…)や、交通ルールなど色々なことを教えていただき、家族のように感じました。
遠足や、卒業旅行もとても楽しかったです。初めて温泉に入ったことも思い出に残っています。
Q4.日本語学校を卒業した後の進路を教えてください。
卒業後、四日市大学に進学し、経営、日本のビジネスマナー等を勉強しました。
勉強していく中で、実際に日本のおもてなしを経験することができました。卒業時には成績優秀者として、学長賞をいただきました。
現在は、日本で小売業大手に就職することができました。将来は、日本で学んだ「おもてなしの心」を活かして、母国で会社を経営したいと考えています。
Q5.後輩へのメッセージ
まずは日本語レベルを高めましょう。来日するまでに最低でも日本語能力試験N5に合格した方が勉強が分かりやすいです。
先生から教えてもらったことを真面目に聞いて、メモを取り、復習をする。そうすればテストで良い点数を取れるし、自分の生活にもつながります。
何事も自ら考え行動していきましょう。